今日、病理検査に出していたFLEAの腫瘍部診断結果が出た。
「GRADE(悪性度)Ⅱ」。
以下は診断書の所見、付記。
[所見]病変は比較的分化度の高い肥満細胞腫が非常に高い浸潤性を示しながら浸潤増殖した
肥満細胞腫病変で、病変辺縁部一帯には複数の拡張した脈管が分布しており、脈管侵襲
を疑わせる像も観察される。深部組織ではマージンは大きく確保されており、腫瘍細胞の
波及は見られない。
[付記]陰嚢に発生する肥満細胞腫では、水腫を起こしやすく、広範囲に拡散し、
予後が不良となることが多いですので、今回のような切除状態の良い場合でも
注意が必要でしょう。
とにかく診断結果が出、院長先生とも今後の治療方針を話し合いました。
最悪の事態(GRADEⅢ)未分化は避けられて、転移も見られないので今すぐ放射線治療や、
ステロイド投薬などのFLEA自身の体に負担がかかるであろう治療は避けることに。。
ただGRADEⅡだけに完治することは難しいので新しい肥満細胞腫を作らないような食生活
やストレスフリーな環境作りを全力でしていきたいと思っています。